やはり辞めざるを得ないのが実情
例え会社側が社内結婚を奨励したにしても、それは二人の結婚のきっかけを提供することで、結婚後のことになると話は別になります。社内結婚のメリットを強いてあげれば、会社の内情を妻がよく知っているから、夫の仕事に対して理解できるということです。
特に、セールスマンなどの場合は、取引先や得意先である相手のお客さんの都合に合わせて行動しなければなりませんから、早朝から出社して深夜まで商談をまとめるために、駆けずり回ることがあります。
そんな場合に、社内結婚で主人の仕事を理解していれば、家庭内でのトラブルの発生は防止できます。
しかし、社内結婚をした女性がいつまでも職場に籍を置くことは、よほどの特殊才能を備えているとか、重要なポストについている以外は考え物です。
社内結婚をしたら、どちらかが他の勤め先を選ぶのが賢明で、同じ会社に長く籍を置くと、本人たちも周りも息苦しくなります。
もしも、勤めを続けようとするのであれば、女性は夫の仕事に悪影響を及ぼさない程度に働く場所を求めます。